未来茨木市2018
〜未来のいばらきコンテスト〜

本コンテストは、
終了いたしました。
多くの皆様からの
たくさんのご支援、
ありがとうございました。


最終結果 発表!

最優秀賞

<チーム名>
美食遺産
<プラン名>
「ええよう、茨木」

市長賞

<チーム名>
KOMOCHI
<プラン名>
よりそう暮らし
はぐくむ暮らし

優秀賞

<チーム名>
わんすたいる
<プラン名>
人のわっ!茨木

第三位

<チーム名>
茨木青年の会
<プラン名>
自動車に代わる
新しい交通システム

最終発表が終了しました!

コンテスト後、市長を囲んでの記念写真

中間発表から約1か月が経過した先日11月25日(日)、最終発表イベントを開催致しました! 
午前中はプレゼンテーションの練習として、発表の予行練習を行い、それぞれのチームが舞台に立つ人数や、衣装、スライド等の最終チェックを行いました。

講師と市職員の皆様からは発表に対して、主に詰めてきた政策の内容をいかに分かりやすく伝えるか、という点においての講評が行われました。その後、講評を踏まえて、最後に直すべきところを洗い出し、ブラッシュアップの作業にそれぞれ取りかかりました。
プランの内容はもちろん、プレゼンテーションの優劣も投票に強く影響することから、どのチームも、使用するスライドの見やすさや、身振り手振りなどの部分を中心に最終調整を行っていました。市長の前でプレゼンを行うという貴重な機会を前にしてどのチームも、自分たちの2ヶ月間考えてきた政策を最大限伝えようと、活発に議論をしておられました。
 
午後からはいよいよ本番となり、市長からの挨拶の後、8チームが今までの集大成を発表する場となりました。チームの皆様にはこの日が初めて市長へプレゼンをする機会となりましたが、どのチームも2ヶ月間練りに練った政策と、工夫を凝らしたスライドショーで堂々とした発表を行っておられました!
各チーム発表後には、観覧者からの質疑応答、市職員からの質疑応答、市長からの質疑応答がありました。各チーム、自分たちの作ったプランへの質問に対して、緊張しつつも、思いを伝えようと熱い応答が繰り広げられました。
そして、投票を行い、最優秀賞、市長賞、優秀賞、第3位までが決定されました。
最多票で優勝したのは茨木高校の生徒で構成されたチーム「美食遺産」。「食」に焦点を当て、教育の場や家庭、食を通じたイベントという手法を用いることで地産地消や、健康寿命に貢献する策が評価されました!
市長賞は顔の見える関係を構築することを目標として義務教育の改革や里山に関連する政策を打ち出した「KOMOCHI」。
優秀賞は市民内での世代間交流、更には市民と外国との国際交流を促進することを目標とする政策を掲げた「わんすたいる」。
第三位は自動交通システムによる茨木市のブランディングを目指した「青年茨木の会」となりました。
そして、表彰の場では、市長自ら賞状を授与して頂き、また嘉して頂きました。どのチームも、この時には2ヶ月間の思いが笑顔となって表れ、晴れ晴れしい様子でした!
更に、最後にはチームから1名ずつ選ばれた代表者と福岡市長とのパネルディスカッションが行われ、惜しくも受賞を逃したチームも市長と茨木市について熱く語り合う時間となりました。そしてその後市長より、閉会のご挨拶を戴き、最終発表を終えました!

2ヶ月間に及ぶ未来茨木市2018~未来のいばらきコンテスト~は本イベントを以て終了しました。そして、参加者の皆様、茨木市の職員の皆様それぞれにとって、感じること、学んだこと、発見したこと等、多くの実りをもたらしてくれました。

コンテストは終わりましたが、このコンテストに関わった全ての方が、これからどのようなアクションを起こしていくのか。そのアクションは参加者の方が考えた政策という形ではなかったとしても、希望にあふれる輝かしい「次なるいばらき」への大きな力となることでしょう。

さらに、文末ではありますが、多くの方からのご支援と励ましの言葉を戴き本コンテストを無事に終えられましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。

第3位の「青年茨木の会」チームの発表

会場入り口に掲げられた「次なる茨木へ。」のロゴ。
黄色い斜線の角度は、地球の地軸と同じ23.4度

投票は実際の選挙に用いられる投票箱を用いた

優秀賞を獲得した、立命館大学からのチーム「わんすたいる」の発表

市長からの評価が高く、市長賞を獲得した、唯一の社会人チーム「KOMOCHI」の発表

残念ながら学校行事と重なり、動画での発表となるも見事最優秀賞を獲得した、茨木高校のチーム「美食遺産」がオンラインで授賞式に臨んだ様子

中間発表が終了しました!

市職員からアドバイスを受ける茨木高校生

市制施行70周年記念事業「未来茨木市2018〜未来のいばらきコンテスト〜」の中間発表イベントが、10月20日(土)に行われました。
11月25日(日)の最終発表まであと1か月間。コンテストの折り返しということで、それぞれのチームが練り上げた、茨木市の30年後の理想像や、それを実現させるための政策を発表しました。

出場している全8チームは、キックオフから1か月間、小学校や中学校の協力を得て児童・生徒へのアンケートを取ったり、市民の方々にアンケートやヒアリングを行ったり、統計データを収集したり、週に何回も議論を重ね、小レポートをまとめ、市職員との質疑応答を経て、中間発表に臨みました。

先ず始めに、各チームそれぞれが、30年後の茨木市の理想像を、市民同士の繋がり、IT活用、市民の健康増進、シティプロモーション、道路交通網整備などの様々な観点から策定し、短いキャッチコピーとして発表。
各チーム間でその良いところ・悪いところをメッセージカードに記載して、意見交換も行いました。

その後は、チームごとに議論を進め、茨木市職員から政策面や財政面でアドバイスを受け、理想像や政策をブラッシュアップしていく時間となりました。
市からは企画財政部の政策企画課、財政課、市民会館跡地活用推進課から総勢6人の職員がアドバイザーとして参加。各チームがその理想像を目指す理由や、実現するための政策の妥当性、さらにその政策にかかる予算をどう捻出するか、などの議論が交わされました。

議論を進める中、最初は思い描いた理想像を実現するために政策を考えていたはずが、うっかりすると政策自体が目的になってしまうところが、陥りがちな「罠」だということに気付いたチーム。茨木市の30年後を描こうとしていたのに、思いのほか近い将来について考えていたことに気付いたチーム。理想像や政策の根拠となる数値や、市民の方々の意見収集が足りていないと気付いたチームもありました。
最後に、各チームが各々、今抱えている弱点を認識し、改めて「自分たちが茨木市の30年後を創るんだ!」という気概を持って最終発表に向けての決意表明を行い、茨木市への熱い思いをぶつけ合いました。

最優秀チームは、最終発表にお越しになった観覧者の投票によって決定します。在住、在学、在勤など、様々な立場で茨木市に関わる出場チームが考え抜いた「30年後の茨木市の理想像」は、想像以上に楽しいものになるはず。
ぜひ皆さまお誘い合わせのうえ、最終発表にお越しください!

冒頭での発表の様子。追手門学院大学生のチーム「茨木青年の会」による発表です。ICTを徹底的に活用して、「革新的で最先端の街」として茨木市のブランド力、市民生活の質を高めようとしています。

同じく冒頭での発表の様子。立命館大学茨木キャンパスのチーム「わんすたいる」による発表です。「人との人とのつながり」「市民の自主開催イベント振興」などに着眼して、「人のわっ!(輪)茨木」という理想像を掲げています。

発表後は各チームで議論。市職員からのアドバイス、発表を聞いた他チームのメッセージカードを元に、理想像と政策の見直し、改訂を進めていきます。
写真は茨木高校からのチーム「美食遺産」です。食育から地産地消、健康増進へとつながる理想像を掲げています。
後方の席にいないチームは、別室で市職員からアドバイスを受けている最中です。

発表を行ったのとは別室で、唯一の社会人チーム「KOMOCHI」のお二人が、政策的な視点から市職員のアドバイスを受けている様子。
子育て世代ならではの、次世代の子どもたちを対象として特化し、生きる力を育む教育、子どもに寄り添う居場所作り、学校給食などにおける地産地消に着目しています。

最終発表に向けての決意表明の様子。二つの大学から個別に応募し、始めてタッグを組んだチーム「パジャマでおじゃま」です。商店街振興や人のつながりに着目しています。
実はこのチーム名にもちゃんとした意味があるので、最終発表をお楽しみに!

1か月後にはいよいよ最終発表。くじ引きで発表順を決めました。
トップバッターを務めるチーム、トリを務めるチーム、発表順にさえ一喜一憂する姿に、最終発表にかける強意気込みが伝わってきます。

キックオフ 終了レポート

茨木市の市制施行70周年記念事業「未来茨木市2018〜未来のいばらきコンテスト〜」のキックオフイベントが9月24日、行われました。

キックオフは、おおよそ2ヶ月間という期間で、30年後の輝く茨木市の理想像を描く、最初のステップです。

当日は、チームメンバーの信頼関係を作るアイスブレイク、茨木市のビジョンづくりの考え方に関するレクチャー、茨木市の市政・財政・北部地域についての講義、まちあるきイベント等が行われました。

出場者の皆さんは、市職員の方、講師の話を真剣に聞きつつ、議論の場面では、和気あいあいと話を進めており、メリハリのある充実した内容となりました。

そして、当日のコンテンツの中でも特に出場者が楽しんでいたのが、まちあるき。

元市民会館前広場、茨木神社、リノベのいばらき、茨木阪急本通商店街、麦音フェスタが行われている茨木市中央公園南グランドと、実際に茨木市のまちを歩き、気づいたことを1人50個ずつあげていただきました。

50個という量を出すには、些細な気づきでも見落とせません。出場者の皆さんは細かなところにまで、アンテナをしっかりと張り、まちを歩き、熱心に説明を聞いていました。

市役所に戻ってきた後、最後のワークとして、出場者の皆さんが「30年後にワクワクする茨木市とはどのようなまちか?」を考えていただきました。

時間が足りないと焦るチームや、この時点での「ワクワクする茨木市」を思い描けたチーム、想いを言葉にできず悶々と苦戦するチームなど、様々ありましたが、どなたも、茨木市について真剣に考えようとする熱意を感じました。

最後には、それぞれの現状のビジョンを共有し、盛況のうちに閉会しました。

そして、次には、10月20日(土)の中間チェックイベントが控えています。

ここでは、参加者が今どんな理想像を描いているのか発表していただき、市の職員の方からフィードバックをしていただくという、いよいよ本格的に詰めていく段階となります。

出場者の皆さんにとってはどんどん難しくなっていきますが、一方で、このステップこそ、本コンテストの醍醐味であるとも言えます。

出場者の皆さま、ぜひこのステップも乗り越えて、最終的に素敵な理想像を描いてください!

福岡洋一市長から出場チームへのご挨拶と激励がありました。

市職員の方から、市政、財政、茨木市北部の今後について講義がありました。

フィールドワークでは茨木神社の「ガンバる市」を見学しました。

「リノベのいばらき」も見学しました。

当日は「麦音フェスタ」が開催中。会場を巡りながらまちづくりの担い手について考えました。

フィールドワークを終え、最後に今日考えた「理想の茨木市」について各チームが発表しました。

コンテストの流れ

STEP

1

キックオフ ※終了しました

日時:9月24日(月・祝) 午前10時〜午後5時(予定)
場所:茨木市役所 南館8階 中会議室

出場者合同のオリエンテーションを行い、ルールや諸注意をご説明するほか、市の現状や政策に関する講義を行います。さらに、出場者全員でのフィールドワークも実施予定です。

STEP

茨木市のビジョン、重点政策立案期間

キックオフでのオリエンテーションや講義で得た情報、独自の仮説を元にしての市内フィールドワーク(日程自由)に基づいて、30年後の市のビジョン(理想像)、そのビジョンを実現するために、10年後の重点政策を自由な活動日程で考えていただきます。

STEP

中間発表

日時:10月20日(土) 午後1時~午後5時
会場:茨木市役所 南館8階 中会議室

出場チーム同士で中間発表を行った後、茨木市職員からチームごとに個別にアドバイスを行います。

STEP

重点政策の費用、全体予算案 策定期間

中間チェックで指摘されたビジョン、重点政策の弱点を修正後、政策にかかる費用の想定、またその費用を含めた、市全体の予算案を策定していただきます。
難しい課題ではありますが、この期間も市職員と事務局が細やかにサポートいたします。

STEP

5

最終発表

日時:11月25日(日) 午後1時~午後5時
会場:茨木市立男女共生センター ローズWAM ワムホール
※出場者は午前10時から予行演習を行います。

午前中に最終のプレゼンテーションの予行演習を行った後、午後からは全チームが実際に市民の前でプレゼンテーションし、市民の投票によって最優秀チームを決定します。
また、市長からの講評やパネルディスカッションも行います。

STEP

1

キックオフ ※終了しました

日時:9月24日(月・祝) 午前10時〜午後5時(予定)
場所:茨木市役所 南館8階 中会議室

出場者合同のオリエンテーションを行い、ルールや諸注意をご説明するほか、市の現状や政策に関する講義を行います。さらに、出場者全員でのフィールドワークも実施予定です。

出場資格

15歳以上、39歳以下(6月1日の募集開始日において40歳未満の方)の方であること。
茨木市内に在住・在学・在勤であること。
9月から11月の活動期間中、チームとしてイベントに参加できること。
5人程度のチームとして応募してください。
※規定人数のチームをつくることが難しい場合は、お問い合わせください。
※個人での参加をご希望の場合は、主催者側で調整の上、他の応募者と5人程度のチームを編成いたします。
15歳以上、39歳以下(6月1日の募集開始日において40歳未満の方)の方であること。
ナビゲーター紹介

友田 景

​流通科学大学卒業後、テニスインストラクターを経て、
2001年、大阪府柏原市議会議員選挙において最年少・最高得票にて初当選。2005年に最高得票にて再選。
2007年、経営コンサルティング会社入社。事業再生や事業承継支援に携わる。
2009年、ビズデザイン株式会社 取締役に就任。社会と企業のサスティナビリティを高めるためにCSR経営(ISO26000)や社会的インパクト評価(SROI)によるマネジメント改善に取り組む。

主な役職

  • 一般社団法人リベルタ学舎  理事
  • NPO法人ドットジェイピー  顧問
  • 神奈川県鎌倉市行革市民会議  委員
  • パタゴニア  プロセールス・プログラム該当者
  • 神奈川県鎌倉市行革市民会議  委員